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山ノ瀬亮胤 展

無限遠   - 見える音、聞こえるかたち-

Ryoin Yamanose Ⅶ   À L'INFINI -Des sons visibles, des formes audibles-

PROFILE

山ノ瀬亮胤(七世)Ryoin Yamanose Ⅶ
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山ノ瀬 亮胤(七世) Ryoin Yamanose Ⅶ

東京に生まれる。京都市在住。眼鏡制作者・現代美術家。江戸金枠名跡山ノ瀬亮胤(七世) を継承。日本史学を修め服飾史及び装身具を研究。とりわけ目鑑(古式和眼鏡)に着目し、職の継承を志して老舗金枠工房に修業、同工房の工場長となった。1996年に独立後自身の工房を設立し、アイウェアにおいてはじめてとなるオートクチュール・システムの運用を開始した。2005年にはプレタポルテ・アイウェアコレクションを発表。また展覧会活動を中心にして眼鏡を芸術領域に拡げ、独自分野の構築により国内外より高く評価される。2009年にオーストリア・ハプスブルグ家御用達となる。2017年に10年ぶりとなる新ブランド『 Societe Nouvelles Lunettes』を設立。2021年同研究所を開設した。作品はフランチェスカ・フォン・ハプスブルグ大公妃を始め、各国著名人らに愛用されている。テレビ・FMラジオ各局・出版記事による出演・紹介が多数あり、歴史研究者・自身の制作者としての体験から、マスメディアを通じて豊かな江戸庶民文化と職人の心を紹介している。 

作品

洗練された機能は最上の美を備えるものである。人に最も近い道具である眼鏡だからこそ、造形にも深い意味を探索し続けなければならない。作品は実用としての機能を充実させ、深化した造形美が調和する。日本に生まれ育った意味を背景に込めて、構造を分解し再構築を繰り返す中で洗練させる手法を用いる。

 

マスメディア

制作活動の様子はNHK海外放送を通じて各国に数次の取材番組にて紹介されている。また公共・民放TV放送及びFMラジオ放送など各局での出演紹介も多い。また書籍・雑誌・ウェブ等の国内外メディアでの紹介も多数ある。

 

歴史研究・語り手として

マスメディア活動など多彩な断面を捉えて、江戸金枠職最後の継承者としての立場から、歴史研究者としての考察を加え、江戸文化と伸び伸びとした庶民生活・ものづくりの心を現代に伝えている。

主な展覧会・表彰等(抜粋)

 

2005年 日本橋の匠(国土交通省/日本橋創架400年記念)・初個展(プロモアルテギャラリー)

 

2006年 生け眼鏡 ? 展(世田谷美術館分館清川泰治記念ギャラリー)

 

2007年 銀座藤屋画廊展・GLASSE ART展(モンデリアーニ/ローマ)・鏡花展(ギャ    ラリー・エフ)・日本外国人記者クラブ展(日本外国特派員協会主催)・東京大丸新店開店記念展 

 

2008年 眼鏡浪漫主義展(書肆啓佑堂)・大丸京都店展

 

2009年 PEERING THROUGH THE BAMBOO Exhibition. ANDY PALASKI+RYO YAMASHITA (Bice Tokyo)・金剛力士像顔飾「阿鏡・吽鏡」(山王山薬王院円如寺)

 

2010年 ZAIトリエンナーレ「El Doradoへ」(氷川の杜文化館)

 

2011年 BRILLEN展(Puppenhausmuseum/バーゼル)

 

2012年 病狂的視野展(MOMO ARTSHOP/上海)

 

2013年 呂展(書肆啓祐堂)

 

2014年 IOFT 第28回 国際眼鏡展 アイウェアオブ ザ イヤー2015受賞

 

2017年 HOLE IN THE WALL展 " Societe Nouvelles Lunettes “1st.Exhibition 後援 : 京都府・京都市他  (ファインドクラフト&ワークス) 

 

2019年 現代天部尊顔飾的目鏡2019(龍華具足山妙顯寺書院/まるごと美術館/京都)・Societe Nouvelles Lunettes 2nd(東京ミッドタウン日比谷)

 

2021年 京都市長賞受賞/京の和文具賞受賞(京都デザイン賞2021)

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