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Gallery SUGATA Exhibition Vol.139

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KYOTO : 2025.6.20 FRI. - 7.8 TUE.

OPEN : 11:00 - 18:00

月定休

 

主催:IDEAKEI  協力:Gallery SUGATA  後援:京都新聞・オーストリア大使館文化フォーラム

© Roland Hagenberg 

作曲家、フランツ・リストの生誕の地として 知られ、オーストリア・ウィーンから80km の距離に位置する人口800人ほどの小さな村 "Raiding (ライディング)"。2011年に実施された「Raiding Project(ライディング プロジェクト)」は、Roland Hagenberg(ローランド・ハーゲンバーグ)による発案のもと、日本を代表する建築家たちが、この村のために小型で、未来的で多機能的な建築を提案したプロジェクトです。当プロジェクトに参加した建築家のひとりである藤森照信氏は、毎年、遠く離れたアフリカからライディングの古巣 に渡るコウノトリからインスピレーションを得て「鸛庵(こうのとりあん)|Storkhouse」 を設計、その空間に合わせたオリジナルの家具として「Fuji Stool」はデザインされました。この家具作品は現在、Gallery SUGTA にて、藤森照信とローランド・ハーゲンバーグのサイ ン入り、限定ナンバリング付きエディションとして販売されています。展覧会では、写真、オリジナルのドローイング、模型も併せて展 示されています。会場で実際に手にとり、座り、素材の温もりや、自然との繋がりをご体感ください。

Raiding is a small village with a population of about 800, located 80 kilometers from Vienna, Austria. It is known as the birthplace of composer Franz Liszt. The “Raiding Project,” launched in 2011, was initiated by Roland Hagenberg. He invited some of Japan’s leading architects to design small-scale, futuristic, and multifunctional buildings for the village.

Among the participating architects was Terunobu Fujimori, who took inspiration from the storks that migrate every year from distant Africa to nest in Raiding. He designed the Storkhouse (鸛庵, Kōnotorian), and created original furniture pieces to accompany the space—among them, the Fuji Stool. This furniture piece is now available at Sugata Gallery as a limited, signed, and numbered edition by Terunobu Fujimori and Roland Hagenberg. The exhibition also includes photographs, original drawings, and models. Visitors are invited to see, touch, and sit on the works to experience the warmth of the materials and their connection to nature.

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© Roland Hagenberg 

PROFILE

ローランド・ハーゲンバーグ  Roland Hagenberg

ローランド・ハーゲンバーグ(1955年生まれ)はウィーンで育ち。 作家、芸術家、写真家として30年間日本に住んでおり、Vogue や Architectural Digest などの雑誌に寄稿しています。 1980 年代、ハーゲンバーグはニューヨークのアート界を記録し、アンディ ウォーホル、ロバート メイプルソープ、キース ヘリング、ルイーズ ブルジョワなどのアーティストにインタビューし、写真を撮りました。 ジャン=ミシェル・バスキアの彼の写真は、国際的な雑誌や展覧会で取り  上げられてきました。 2010 年、ハーゲンバーグはオーストリアの作曲家フランツ・リストの生誕地で、藤森照信や原広司などの日本人建築家が設計したマイクロハウスが特有の「ライディングプロジェクト」を開始しました。2014 年には、オーストリア政府観光局の「最高革新」賞を受賞。  日本の建築に 関するハーゲンバーグの本は、英語、日本語、中国語で出版されています。 彼の詩集は日本 /ドイツから出版、彼の脚本『Jetlag』がバーゼルで上演されました。ローランド・ハーゲンバーグの芸術活動には、常に、写真、詩、音楽、ドローイング、演劇、映画など、多種多様な表現領域が融合されています。彼の創作は、ウィーンにはじまり、ベルリン、ニューヨーク、東京、そして京都といった都市での人生体験によって芸術的昇華を重ねてきました。2023年京都、SUGATA Galleryで開催された展覧会『Multiverse』では、彼の代表作を時系列で紹介。ミュンヘン近郊の野外美術館STOA169にはローランドの彫刻が常設されている。2024年出版された軽井沢に関する本にはローランドの写真70 点が掲載。2025年、彼の絵画、写真、オブジェを展示した展覧会「Summer Snow(なつの雪)」が京都の麓寿庵(今尾景年(いまおけいねん)1845-1924)の旧居)、同時期にギャラリーSUGATAにて「FUJI STOOL installation」展が開催される。

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