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Gallery SUGATA Next Exhibition Vol.131

KG+KYOTOGRAPHIE SATELLITE EVENT 2024

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KYOTO:4.13 Sat. - 4.27 Sat.

11:00 – 18:00

(Closed:4.22 Mon.)

会場構成:MMA Inc.

協力: 株式会社山田写真製版所株式会社サンエムカラー、 Sofia Fanego、GALLERY ESCAPERS

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松原博子/キム・ジュンス/ラティティア・ジャケトン 生命の傍から生まれる曲線の連鎖

生命のかたわらに、新しい情景が生まれる。 フォトグラファー松原博子がヌードに見出した、 やわらかな曲線。皮膚に覆われた骨格が静かに 隆起するさまは、時に風がなでていく草原のよ うに、あるいは風化した石のように、人の身体を超えて自然の風景を映し出します。 共に展示を構成するのは、樹皮のように有機的な線が連なるキム・ジュンスの革。2022 年 LOEWE 財団のクラフトプライズでファイナリス トに選出されたキムは、ひとつの命が終わり残された革を余さず使い、独創的な手法で組み上げて弾力あるオブジェへと新しい命を導きます。 そして、石に垂れるラティティア・ジャケトンの吹きガラス。岩石を包むようなガラスは、瞬間を切り出したような生命力に満ち、再び動き出 すのを待つようにとろりと留まる。 流れるように、こだまするように、連鎖する曲 線。静かに、しかし時に衝動的な激しさを秘めた、素材となる自然とのダイアローグ。

松原博子 Hiroko Matsubara

photography

京都生まれ。 主にファッションのフィールドで活躍するフォトグファー。 戎康友氏に師事し、2009 年から独立。2022 年に自身の作品集『mono』 『mono ⅱ』を発行。 アーティストSOFIA FANEGO の身体が表すさまざまなかたち、肌の表面に 浮かび上がる情景を切り取った。

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キム・ジュンス Kim Junsu

leather

韓国を拠点に活動するアーティスト。革を細い弦状にして巻き上げ、壺や オブジェなどさまざまな造形に表現する。やがては土に還る自然の美学を 大切にし、ベジタブルタンニンレザーを用いて手で積み上げていく独自の レザークラフトは、韓国のみならず世界各地で評価を集めている。 2017 年以降、韓国内のフェアで賞を受け、 2022 年にはLOEWE 財団 クラフトプライズ ファイナリストに選出された。

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ラティティア・ジャケトン Lætitia Jacquetton

glass

マルタン・マルジェラなどファッションの世界でキャリアを積み、 パリの ギャラリー・ファイエットでアートディレクターを務めたのち、沖縄の吹きガ ラスと出会いアーティストに転向。世界各地で採取した石に、ガラスを手吹 きで重ねる。生のエネルギーや原始的な感情を込めた作品には、静止して いながら生き生きとした流れが表れる。

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