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Gallery SUGATA TOYKO NEXT Exhibition Vol.132

KG+KYOTOGRAPHIE SATELLITE EVENT 2024

ゆっくり、しっかり、のこす: 着物を考えるための調べもの[2024]

YSN STUDIO

KYOTO:5.1 WED. - 5.12 SUN.

11:00 – 18:00

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YSNは、2020年に創業300年を迎えた着物メーカー問屋「矢代仁」が350周年に向けてスタートしたプロジェクト。半世紀後にも着物の商いをつづけていくために、いま考えるべきテーマを自由な視点から解きほぐしていきます。初回となる展示会では、移動、暑さ、柄にまつわる3つの調べものを発表させていただきます。
 

①うごく:どこかへ出かける

写真家の岡﨑果歩とスタイリストの中本ひろみによるユニット「néné petit」が1720年創業の呉服屋「矢代仁(やしろに)」がコラボレーション。西洋化され洋服が前提となった現代の街並みのなかで、着物が"映える"風景を求めて、都内や熱海などの電車、駅、バス停、ホテルといった複数のロケーションで着物のファッションシュートを敢行した。

②はかる:肌着に起源をもつとされる着物を3Dスキャン

テクノロジーディレクター集団「BASSDRUM」のメンバーとともに、着物「御召」の生地を、現代の冷感インナーなどと比較しながら、高さスキャン、高解像度スキャン、CTスキャンという3つの非破壊手法でデータ化! 展示では、3Dプリントや空間再現ディスプレイにより、御召がもつシボという独自の風合いを様々な角度から体験できます。

③ひもとく:200年前の「柄帳」を3つの視点で分析

デザイン、アート、テクノロジーのプロフェッショナルがもつ目線をお借りして、弊社に伝わる江戸時代の柄データベース「裂地台帳」を分類およびピックアップします。現代の視点から、新しい価値を再発見することを目指します。

【5月1日(水)の11:00から12:00まで、プロジェクトチームによるギャラリーツアーを開催します】

 

参加パートナー:小澤京子(和洋女子大学教授、美術史研究者)、kye+iwm+llm(リサーチャー、デザイナー、プログラマー)、néné petit(岡﨑果歩、中本ひろみ)、BASSDRUM(森岡東洋志、小川恭平、池田航成)、吉田勝信(デザイナー、プリンター、採集者) 

ディレクション:須田伸一

アートディレクション:米山菜津子

空間設計:Siin Siin

プロジェクトマネージメント:原田ふくみ

責任編集:矢代真也(矢代仁)

 

主催:YSN Studio(株式会社矢代仁)

協力:Gallery SUGATA、川口友子(江戸東京博物館)

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